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糖尿病患者と透析患者とフットケア  糖尿病性神経症(神経障害) 其の三

うえむらクリニック形成外科スタッフの藤井です。

今回は糖尿病性神経症(神経障害)の③自律神経障害についてお話をしていきたいと思います。

《自律神経障害》
自律神経のうち交感神経は汗腺を支配しており、交感神経が障害されると下肢の発汗が減少します。
汗をかかなくなると、皮膚が乾燥し、小さな傷やひび割れができやすくなって、そこから感染を起こしやすくなります。

また、交感神経は末梢血管抵抗を調節していて、その障害により動静脈シャント(血流が動脈から静脈に直接流れやすくなる状態)を生じます。

動静脈シャントができると、皮膚温はむしろ上昇します。
また、このシャントができると毛細血管での酸素供給が低下すると考えられています。

自律神経障害があるときは、感覚神経や運動神経の障害も伴っていることが多いのです。

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糖尿病患者と透析患者とフットケア  糖尿病性神経症(神経障害) 其のニ

うえむらクリニック形成外科スタッフの藤井です。

今回は糖尿病性神経症(神経障害)の②運動神経障害についてお話をしていきます。

《運動神経障害》
運動神経の障害は足の小さな筋肉に筋力低下や萎縮を引き起こし、その結果、足のアーチの支持バランスが崩れ、足が変形を起こします。

典型的な変形の例
槌趾(つちゆび、ハンマートゥ)や凹足(甲高アーチ)、偏平足、外反母趾などがあります。

変形した足では、足底あるいは強い荷重や圧迫が繰り返しかかった部分にタコをつくり、
さらにタコのできた部位に潰瘍、壊疽を引き起こすことがあります。

このように足の変形により一定の場所に圧がかかることは大きな問題であり、
とくに靴を履いている時間の長い欧米では重要視されています。

日本においても長時間、靴を履いていることが多くなってきていると思います。
欧米と同じようにもっとこの問題を重要視していかなくてはならないでしょう。




糖尿病患者と透析患者とフットケア  糖尿病性神経症(神経障害)

うえむらクリニック形成外科スタッフの藤井です。

「糖尿病の足」には、壊疽、潰瘍、感染症、変形、皮膚病変などがあります。
糖尿病では、靴ずれや深爪、タコ・ウオノメ、熱傷などのありふれた病変から潰瘍や壊疽にまで急速に悪化することがあり、生命や足の予後を脅かす可能性があることを知っておく必要があります。

糖尿病性神経症(神経障害)には
①感覚神経障害 ②運動神経障害 ③自律神経障害の3つがあります。
今回は①感覚神経障害についてお話していきます。

《感覚神経障害》
感覚神経障害には、触覚、痛覚、温冷覚などの感覚麻痺、感覚異常などがあります。
特徴として、左右対称性にみられ、上肢よりも下肢に多いことが特徴です。
自覚症状:
しびれ感、ピリピリ・チリチリする感じ、冷感、ほてり、違和感(足の裏に紙がついているような感じ、砂利を踏んでいるような感じ、濡れているような感じ)、疼痛などがあります。

しかしながら、自覚症状のない場合も少なくなく、感覚麻痺はしばしばみられる症状ですが、それは鈍くなったことそのものを自覚できることが少ないからです。

足に進行した感覚麻痺があると、靴ずれ、深爪、ウオノメ・タコ、低温やけどなどの痛みを感じなくなってしまいます。
このため、病変の発見が遅れがちになってしまい、感染を併発したり潰瘍にまで進行・悪化してしまうことがあるのです。

プロフィール

うえむらクリニック形成外科 メディカルフットケア部門

Author:うえむらクリニック形成外科 メディカルフットケア部門
メディカルフットケ取り入れた形成外科クリニックです。フットケアは健康への第1歩ですから、専門的なことも含めて情報発信を致します。

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